ターンオーバーを実施して好転したチーム、個々でアピールできた選手、チーム力が低下してしまったチームそれぞれありました。
その中でもFC東京はサブメンバーが出場しても良い結果を出しているのでJ1の中でもチーム力が充実しているということだと考えます。
では、第760回 mini toto A組の結果です。
第760回 mini toto A組 結果
No | Home | Away | 予想 | ||
1 | F東京 | 鳥栖 | 0 | 2 | |
2 | 甲府 | 新潟 | 0 | 2 | |
3 | 松本 | 広島 | 0 | 2 | |
4 | 清水 | 仙台 | 1 | 0 | 2 |
5 | 神戸 | 川崎 | 0 | 2 | |
今回の的中数 通算的中数 通算的中率 |
4/5 40/55 72% |
第760回 mini toto A組 レビュー
FC東京vsサガン鳥栖
FC東京[フォーメーション:4-3-3]
怪我人が多く、5人がスタメン変更されました。
後半、石川選手と林選手の2トップにしてから攻撃がシュートで終わるようになってきました。その結果東京DFが押し込まれた分、三田選手のゴールが生まれていました。
FC東京 林、ノーゴールも手応え「いいところまでは行けている」
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2015/04/22/kiji/K20150422010219840.html東京MF三田プロ初2ゴールでA組首位浮上
http://www.nikkansports.com/soccer/news/1465626.html
サガン鳥栖[フォーメーション:4-2-3-1]
リーグ戦からフィールドプレイヤー全員を変更してきました。
決定的場面を何度か作っていましたが、豊田選手がいないため最後で決め切ることができません。
2失点目はミスからの失点だったのでもったいなかったです。
ヴァンフォーレ甲府vsアルビレックス新潟
ヴァンフォーレ甲府[フォーメーション:3-4-2-1]
今シーズン途中から加入し即スタメンだったパラナ選手が負傷離脱してしまいましたが、逆に土屋選手が長い離脱期間を経て復帰しました。
相手最終ラインが高いロングボールの対処が悪いことを把握していたような先制点の奪い方でした。追加点はセットプレーから壁の位置を見極めた冷静なゴールでした。
引き分けということで連敗は避けられましたが2点差を追いつかれての引き分けなので、選手たちは悔しい思いをしているでしょう。
アルビレックス新潟[フォーメーション:4−4−2]
リーグ戦から6人スタメン変更してこの試合に臨みました。
特にレオ・シルバ選手が抜けたボランチが気になりましたが、小泉選手を起用してきました。
立ち上がりに2失点というのはいただけないですが、その後持ち直して引き分けに持ち込んだのはチーム力の差が出たということでしょうか。
松本山雅FCvsサンフレッチェ広島
松本山雅FC[フォーメーション:3-4-2-1]
リーグ戦からスタメンを8人変更してきましたが、攻撃の核であるオビナ選手をスタメン起用してきました。
先制点もそのオビナ選手のアシストから生まれました。その後も惜しい場面はありましたが、決めきれないのが相手との差となって現れました。
開幕直後と比較して、若干自陣ゴール前でのマークのずれが気になりますが、次の試合では修正してくると思います。
サンフレッチェ広島[フォーメーション:3-4-2-1]
こちらはリーグ戦からスタメンを総入れ替え。
後半試合の流れが相手に偏りかけているタイミングで千葉選手を投入し、試合を落ち着かせたのは監督の采配が的中した結果です。
相手の最終ラインのマークがずれ始めたところを逃さないチーム全体の得点感覚は素晴らしいです。
清水エスパルスvsベガルタ仙台
清水エスパルス[フォーメーション:4-2-3-1]
直近の試合から9人スタメン変更してきました。怪我で戦列を離れていた竹内選手が戻ってきたことは良いニュースです。
勝ち越し点を奪った場面ではその竹内選手がボールを奪い、大前選手が倒れ込みながら繋ぎ、澤田選手が決めるというショートカウンターの見本のような得点シーンでした。
守備面ではまだまだ寄せが甘く、相手の好きにやらせすぎなので改善点は多いですね。
ベガルタ仙台[フォーメーション:4-4-2]
こちらもスタメン9人を変更してきました。
同点に追いついた場面では武井選手のダイレクトパスが相手DFを後手に回させましたね。
予想通り後半途中からウイルソン選手とリャン選手を出場させてギアを上げてきましたが、ウイルソン選手はともかく、リャン選手が欲しいタイミングで何回かパスが回ってこない印象を受けました。
相手選手が球際に激しくこないことで余裕を持ちすぎてしまい球離れが遅くなったのかもしれませんが、もっとシンプルにリャン選手を使えば、何かしら違いを見せるプレーも出来たと思います。
ヴィッセル神戸vs川崎フロンターレ
ヴィッセル神戸[フォーメーション:3-4-2-1]
スタメンは1人変更。そしてサプライズ?とまでは言えないかもしれませんが、今まで中盤で起用してきたフェフージン選手を前線に起用してきました。
シュートがゴールポストに当たるなど不運もありましたが、試合全体の流れは神戸にあったと思います。
川崎フロンターレ[フォーメーション:4-1-4-1]
ついにターンオーバーを実行してきました。スタメンを5人変更です。確かに今週からゴールデンウィークが開けるまでハードスケジュールになるので、さすがにターンオーバーを始めないと厳しいと判断したと思います。
ただし、今までのような攻撃は影を潜め、川崎フロンターレらしくなく無得点の引き分けに終わりました。