第764回 mini toto A組の結果です。
第764回 mini toto A組 結果
No | Home | Away | 予想 | ||
1 | 松本 | 甲府 | 1 | 0 | |
2 | 新潟 | 山形 | 1 | 0 | |
3 | 清水 | 鳥栖 | 1 | 0 | 2 |
4 | 川崎 | 広島 | 1 | 0 | 2 |
5 | 横浜M | 名古屋 | 0 | 2 | |
今回の的中数 通算的中数 通算的中率 |
4/5 54/75 72% |
※赤文字はシングルで買った場合にマークする本命予想です。
第764回 mini toto A組 レビュー
松本山雅FCvsヴァンフォーレ甲府
松本山雅FC[予想フォーメーション:3-4-2-1]
攻守の切り替え、球際の競り合い、そして運動量の差が結果にあらわれた試合だったと思います。つまり戦術的なことよりも、サッカーの本質で松本山雅FCが上回っていました。
先制の場面もゴール前でこぼれ球にいち早く反応した松本の選手がゴールを決めましたね。
ヴァンフォーレ甲府[予想フォーメーション:3-4-2-1]
相手のプレスに攻撃を組み立てることができず、苦し紛れに出したロングボールもほとんど跳ね返されていました。
守備でなんとか膠着状態を保っていたものの、ほとんど相手のペースで試合が進んだこともあり体力の消耗が激しかったように思います。
バレー選手が起用されることで、せめてロングボールを簡単に跳ね返されなくなれば、もう少し違う試合展開になると考えられます。
アルビレックス新潟vsモンテディオ山形
アルビレックス新潟[予想フォーメーション:3-4-1-2]
レオ・シルバ選手が出場停止で、ラファエル・シルバ選手も怪我なのかベンチにもいませんでした。
そしてシステムですが3バックを今回も採用してきましたね。前節3バックにしたことで結果と内容が伴ったのが理由だと思いますが、やはり核となる選手がいないと中盤での組み立てに違和感を感じてしまいます。
好材料としては交代の3選手が機能して試合終了間際に同点ゴールを決めたことでしょうか。
モンテディオ山形[予想フォーメーション:3-4-2-1]
相手の構成力と比較して山形の組織力は上回っていました。連戦を感じさせない運動量もあり攻撃の仕掛けは先制のコーナーキックを得るきっかけにもなりましたね。
ただ、最後の最後でスタミナ切れもあってか守備がサイドに揺さぶられ、最後は中央に折り返されての失点。
清水エスパルスvsサガン鳥栖
清水エスパルス[フォーメーション:3-4-2-1]
今までなら同点に追いつかれたらズルズルと逆転されるというイメージでしたが、ここ数試合の中で最も勝ちたいという気持ちが出ていた試合でした。
守備陣ではヤコヴィッチ選手の奮闘が目立っていましたが、結局セットプレーからの失点は止まらず2失点。2失点目は壁の作りが悪かったようですね。この当たりはゴールキーパーとのコミュニケーション不足でしょうか。
また、ウタカ選手がフォアチェックに行こうとしても周りが連動しないので、「このあたりの意思の疎通は普段の練習ですり合わせないのかな?」と思ってしまいました。
攻撃面ではウタカ選手とデューク選手がお互いを意識している割にパス交換が微妙にずれていた印象です。2得点上げているのですが、まだまだ連携不足を露呈しています。
サガン鳥栖[予想フォーメーション:4-2-3-1]
いつもどおりのハードワークとシンプルな攻撃を貫き通して2度のビハインドをセットプレーからの2得点で追いついたところはさすがです。
しかしこれでここ5試合の結果は3分2敗と急ブレーキ。
一時の鹿島アントラーズやアルビレックス新潟のように自分たちのサッカーをやれているのに結果が出ないと自分たちのサッカーに自信がなくなり迷走してしまうのが最も怖いシナリオです。
川崎フロンターレvsサンフレッチェ広島
川崎フロンターレ[予想フォーメーション:3-4-3]
試合前に小林選手が怪我をしてしまい緊急離脱してしまいました。
試合開始後すぐにミスから失点しましたが、そのミスの問題よりもその後の長い時間に川崎が得点できなかったことが問題です。
バリエーション豊富な攻撃の形が川崎の良さなのですが、この試合では終始足元へのパス回しばかりで相手に脅威を与えるような攻撃はほとんどなかったように見えます。ここ数試合大久保選手が苛立ちを隠せない姿が目立ちますね。
ひとつ言えることは、今の攻撃では最終ラインが高い位置まで出てくる相手なら通用しても、今回のように引いて守る相手には通用しないということです。
サンフレッチェ広島[予想フォーメーション: 3-4-2-1]
運良く先制点を奪ったことで迷うことなくカウンター戦術を取ることが出来ました。最終ラインに5人とその一つ前の中盤に4人がしっかりとブロックするという組織を築き、攻撃では縦への推進力のある選手2、3人で攻めました。
アウエーの川崎フロンターレ戦で1−0の勝利は広島にとってほぼ計算通りの試合だったと思います。
横浜Fマリノスvs名古屋グランパス
横浜Fマリノス[予想フォーメーション:3-4-2-1]
今シーズン初の3-4-2-1でミラーゲームを仕掛けてきましたが、初のシステムとは思えないほど落ち着いた試合運びで優位にすすめていけました。
相手の運動量が少なかったことや、速い段階で1人退場したことでより余裕を持って戦えたことも完勝の理由のひとつです。
終始試合を支配して、交代選手も的確に監督の指示をこなしていた印象があります。今後もこのシステムを続ける、あるいは試合展開で途中から採用することもできますね。
名古屋グランパス[予想フォーメーション: 3-4-2-1]
連前の疲労か、このシステムのキープレイヤーである永井選手の運動量が低下していました。
同様に逆サイドの同位置でプレーする田中選手も体が動かないことが原因でイエローカードに値するファールを前半だけで2回犯して退場と、名古屋の生命線である2ポジションが機能しないと、このような結果になることが判明しました。
とはいえ、次節もこのシステムで戦うと思いますので、右サイドに誰が起用されるのか気になりますね。